Project Ensemble convention (読み物)

目次
実行委員T氏の語り
団内アンサンブル大会ができるまで 〜〜 Project Ensemble convention〜〜

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実行委員T氏の語り

まずは無事に終了できたことが何よりも一番良かったと思います。
大会実施宣言から 1年間。発案からは早数年。
「演奏を互いに評価し、今後のレベルアップへつなげよう」という目標を、
ここでひとつ達成できたと思います。
また、今後の活動においても、今回学んだことを生かし、更なる発展を目指して
頑張っていきたいと考えています。

〜〜〜〜〜副団長的な考え、コメントはこの程度にして、ここからは個人的な本音〜〜〜〜〜


まず一言 「疲れたー。」


実際に大会の実行委員長的な立場で運営してきて、
これ程つかれるとは想像していなかった。
本番に向けて運営していく中で、思いもよらぬところでつまずき、何度も投げ出したくなった。
(実際投げ出していたと思うが)
そんな時に、もう一人の副団長はじめ、ダブルS氏、Y氏、A氏、その他影で応援してくれた
団員、そして・・・、いろんな人の支えがあったからこそ無事に本番を向かえる事が
できたと思う。2回目の演奏会時にある係の長をしたが、長らしいことが何一つできず、
周りのメンバーの力によって成り立った。そこで今回はできるだけ自分で何とかしたいと
思っていたが、やはり同じ結果となってしまった。 自分の無力さ、弱さを感じるとともに
周囲の人の温かい心使いが改めて身にしみた。 本当にありがたい。

さて、ここで今回のアンサンブル大会を振り返ってみよう。


日付、場所、出演対象者、1グループの持ち時間はすぐに決定した。
また、開演時間も 忘年会兼打上げ の時間も決まり、みんな納得した。
主旨については当初から検討していたがなかなか納得のいくものにまとまらず、 悪戦苦闘
それにより、一般のお客様を入れるかどうかで 半分泥沼化した。
その間、会場のセッティングや、ポスター、チラシ類の有無、照明の有無等
決められる事は順次決めていった。

8月に 大会の主旨が何とか決定
一般客の入場可を決定したのはなんと本番前 3ヶ月
すでに呼びかけチャンスが 1回しかないときだった。
(これが今回の 1番の思い出であり、反省点かな)

大まかな事は9月いっぱいで決定したが、
10月以降、今度は練習会場の確保でパニックになった。
アンサンブルは合奏と違い、練習会場が複数いる。単純にサザンクスで練習できず、
サンコアに電話しまくった。運良く空いていたので助かったが、
実際大型楽器の運搬手配ができず、練習をあきらめざるをえなかった。
練習会場確保も今後の大きな課題だと反省

11月に入り、 大会当日の細かな部分が徐々に決まって いき、 また、S氏やY氏に相談、
アドバイスをもらい、 急遽A氏に無謀とも思える依頼(半分以上強制的な指示) をし、
着実に本番に向けての準備は進んだ。 (半分自己満足に浸っていたかも)
また、当日裏方として手伝ってもらうメンバー(もちろん団員より選出)を確保し、
各パートの紹介者なども決定してもらい、個人的に本番に向けての喜びが強まってきた。
ただ、本番何が起こるかわからない不安を抑えながら。

一週間前に 当日のタイムスケジュール作成、本番当日の会場レイアウト確認、
プログラム等の準備状況確認
、 前日には アンケート等を準備し、最終的なチェックを行い、
当日を向かえるだけにした。帰宅後は頭の中がなぜか空っぽになったので、アルコールを少々
飲み、 ほろ酔い気分で寝た。


当日、 朝から寝坊して5分遅れて会場入り。 他のメンバーがすでに作業を終わらせて
いたので批難の嵐を受けた。 何とか許してもらい、気分を変えて メンバー皆で最終確認
落ちが無いかの確認を行い、音出しに向かった。昼食を皆で食べ、13:00よりいよいよ
本番スタート。一般のお客さんは少なかったものの、 演奏者の方はうれしそうにしていた
司会進行のためステージ横で聞いていたが、この時初めて 「今回、アンサンブル大会を
実施して良かった。」
と思った。


本番終了後、講評等に目を通して 「疲れたけどやれて良かった。」 と改めて納得。
ま、当日までいろんなトラブルがあり、周りに迷惑かけたけど、
自分にとって良い経験だった。・・・ でも、できれば次回は第3者の立場でいたい。・・・
多分無理とは思うが。

・・・・・・参加賞は副団長が決めました。皆さん大切に使ってね。

いろいろ考えるとまだまだ出てきそうな気がします。が、暴露話になりそうなのでここで終了。
ちなみにMさんはどうなのかなー・・・もう嫌とは言っていましたが?
ま、あの人も逃げられませんね。くもの巣に引っかかった蝶のように。

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団内アンサンブル大会ができるまで 〜〜 Project Ensemble convention〜〜

(ここからは田口トモ○ウさんの語りを想像しながらお読み下さい)


2003年春、誰かが言った。

「そうだ、アンサンブル大会をしよう。」

───団員たちに、衝撃が走った。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

〜〜♪かぜのなぁか〜のぉ〜〜(以下略)♪〜〜

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

2001年冬、彼らは第二回目となる演奏会を行った。あれから二年、時は熟していた。

───しかし、

団員たちは疲れていた。
2002年は依頼演奏の多い年で、ほぼ毎月、どこかのステージに上がっていた。
普段からのんびりペースの彼らにとって、それは過酷と言っても過言ではない。

仕事の都合もあった。家庭の事情もあった。

───だが、

彼らはステージに上がった。演奏をした。心を込めて、音楽を作った。

そんな彼らに、第三回目の演奏会をする気力は、残されていなかった。

2002年冬、彼らは一様に口を噤み、それに触れようとしない。
演奏会をやりたくないわけではない。いや、どちらかと言えば、やりたかった。
彼らもやはり音楽家の端くれ。


あの感動をもう一度手にしたい。

団長は言った。
「……二年経ったね。」

副団長は言った。
「今年は忙しかったから…」

指揮者は言った。
「来年、俺用事あるから…」

彼らは、疲れていた。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

副団長「本当に、去年は忙しかったし、どうせ不定期演奏会だから二年越しでやらなくても
いいんですよ。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

2003年春、誰かが言った。

「そうだ、アンサンブル大会をしよう。」

団員たちに衝撃が走った。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

団 長「前から話は出ていたんですよ。小編成で演奏するってことは自分の果たす責任が
大きくなるってことだし。」

指揮者「一人一人のレベルアップが、団全体のレベルアップにも繋がりますしね。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

三ヶ月の休息を取り、団員たちのやる気が、少しずつ戻ってくる。

入場料を取るほどの演奏会は無理だが、団内で行う小規模なものならやれるかもしれない。

皆、そう思い始めていた。

皆、何かを求め、動き出した。

彼らもやはり、音楽家の端くれだった。

団長は言った。
「アンサンブル大会を、しよう。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×


白羽の矢が立ったのは、副団長のTとMだった。

団長は彼らに、実行委員にならないか、と誘った。

二人は、迷った。

苦労するのは目に見えている。

小規模とは言え、ひとつの演奏会を作り上げるのは並大抵のことではない。

団長は言った。
「全てを任せる。やってみてはくれないだろうか。」

二人は、迷った。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

T 「大変なのは、やる前からわかってましたし、だけどねぇ、ここで断るのは…」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

Tは嫁に相談をした。

T 「実行委員をやらないかと言われたんだ。」

T嫁「ふ〜ん、やれば?」

───Tは決断した。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

プロジェクトは動き始めた。

題して、「団内アンサンブル大会」。

団員たちは重い腰を上げた。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

T 「ただ、アンサンブルをすればいいというのは、どうかと思いまして。
どうせやるからには、それなりにやらないと。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

実行委員がまず取り組んだのは、大会主旨の決定だった。

意味のない演奏会には、したくなかった。


やるからには、それなりのものを。

彼らの心は、前向きだった。

団員たちを集めたTは大会の方針を問うた。

───意見は早速食い違った。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

T 「まず、僕らは自分たちの演奏を客観的に審査する立場に立ったことはなかったんです。
こうして、小編成で演奏するってことは、アラが目立ちますし。自分の音に敏感になれると
思うんですよ。
それに、他のパートの発表を聞いて、どこが良いとか悪いとか感じることも勉強になると
思いますし。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

演奏会は団内で行う。

初めにそう、宣言してしまっていた。

───しかし、

一人はこう言った。
「外からの客が入らないのは緊張感に欠ける。」

もう一人はこう言った。
「客を呼べばその分余計な負担がかかる。」

どちらも、正しい意見だと思った。

どちらも、間違いではない。

Tは頭を抱えた。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

団長「確かにね、客を呼ぶってことは会場や宣伝を疎かにはできないってことだから、
団員にも実行委員にも負担はかかると思いますよ。」

T 「でも、外からの刺激は大切だと思いました。聞きに来てくれる誰かが居るのは
嬉しいことだし。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

Tは再び、団員たちの前に立った。

どうしても、納得がいくまで話し合いたいと思った。

僕たちは仲間だ。話し合えば、きっとわかる。

Tの言葉を、団員は真剣に聞いた。

皆、真剣に考えた。

W氏は言った。
「宣伝費は結構かかるものだ。貴重な団費を消費するのはどうだろう。」

S氏は言った。
「広告を大々的に出したりせずに、口頭で集まる程度の、家族や友人を客として呼べばいい。」

Aは思った。
「……広告出したって集まる人数はたかが知れている。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

結局、口頭での宣伝と、ホームページ上での掲載のみを行い、来たい人は来ればいい、
ということになった。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

T 「まぁ、集客を望んでいるわけではないし。あくまで中心となるのは団員なので
問題はないかと。大事なのは演奏する側の気合いですから。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

夏、各パートの練習が始まる。

ここからは、皆、ライバルだ。

曲が決まり、楽譜を買った。
個人に配られる譜面には、いつもよりも音符が多い。

アンサンブル譜は想像以上に、難しかった。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

T 「あとは、各パートでがんばってもらうだけだから。僕がやらなければならないのは
当日のスケジュール管理とか、アンケートやプログラムのさくせ………あっ!」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

季節は、瞬く間に巡る。

ツクツクボウシが鳴き、空には鱗雲が浮かんだ。

練習は、

思った以上に進んでいない。

団員たちには、それなりに事情があった。

仕事、家庭、付き合い……決められた練習時間に全員が集まることは、不可能に近い。

不安は、募る一方だった。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

団長「仕方がないですよ。強制するわけにはいきませんし。自由な雰囲気が
うちの特徴ですから。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

A 「ところでT先輩、プログラムどうするんスか?」

T 「あぁ〜、それまだ話し合わないと。」

A 「ビデオとか写真とかは?」

T 「う〜ん、それも誰かに頼まないとな。」

A 「ウェルカムボートってどんなの作るんですか?」

T 「それはMさんにお願いしてあるから。」

A 「そう言えば、マイクとかPA関係はどうするのってYさんが聞いてましたよ?」

T 「………っあぁ!」

………Tもいっぱいいっぱいだった。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

Aは過去二回の演奏会の印刷物係を経験している。
必然、アンサンブル大会のパンフレットも作ることとなった。

満場一致で一任され、Aは思った。
「……みんな、投げてませんか?」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

アンサンブル大会一ヶ月前。

全体合奏の時間はなくなり、個人パート練習が主となった。

練習場所を確保するのも一苦労だ。

いつもよりも一部屋多く会場を借りる。
どうしても場所が取れないときは、日付をずらしたり、別会場を探したりする。

気苦労が、絶えなかった。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

T 「それよりも何よりも、各パートの練習ができているのかどうかが心配で。」

団長「人数が集まらなくて。個人の存在の大切さを思い知らされましたよ。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

どのパートも、焦っていた。

金管八重奏パート。
「合わせたくても合わせられない。」

バリチューパート。
「最後までちゃんと通ったことないよ。」

フルートパート
「今日、この曲初めて合わせた。あと二週間しかないのに。」

パーカッションパート
「よかよか。勢いで何とかなる。」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

そして、その日が来た。

2003年、12月21日、日曜日。

団内アンサンブル大会、当日だ。

プログラムとアンケートの用意はできた。ウェルカムボートも完璧だ。
撮影・録音班はセッティングを終え、昼食の弁当も注文した。

あとは、やるだけだ。

用意した客席は150。一般客は、一体どれだけ来るだろう。

期待と不安の中、運命の時間がやってくる。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

M 「今から、団内アンサンブル大会を始めます。」

開会は、宣言された。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

会場に微かな緊張感が満ちる。
聞く側も演奏する側も、息を呑む。

フルートパートがトップバッターだった。
柔らかな、いい音がした。

次いでユーフォニアム・チューバ・弦バスパート。
腹に重低音が響く。

サックスパート。
完璧なアンサンブルだった。

金管八重奏。
危うい雰囲気を吹き飛ばして、金管ならではのいい音をさせる。


休憩を挟む。


パーカッションパート。
あのハンドベル演奏は、語り継がれることだろう。

クラリネットパート。
衣装が、目を引いた。

ホルンパート。
W氏の語りが演奏を盛り上げる。

最後に、Sさんバンド。
絶妙なルンバのリズムに、会場が揺れた。

おまけのS、Y、H、Aによるジャズ演奏。
心地良い清涼剤となった。

───大会は、成功した。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

団長「良かったと思いますよ。今日のために重ねた練習はきっと今後の自分に
役立つはずです。それに、今回のことを通して自分が練習に参加する大切さも学べました。」

S 「よかったよかった。さぁ、飲もう。」

T 「あぁ、今日が無事に終わって良かった。さぁ、飲もう。」

団長「また機会があったらやりたいですね。小編成での持ちネタが増えたってことは、
小さな依頼演奏でも活用できるわけですし。」

A 「よかったよかった。さぁ、飲もう。」

Y 「よかったよかった。さぁ、飲むよ。」

団長「次は、創設十年目の記念に、第三回演奏会でも…」

K 「よかったよかった。さぁ、飲んで飲んで。」

団長「……よかったよかった。飲むぞぉ。」

A 「!!それ、あたしのお酒!アンタ、なん勝手に飲みよっと!(マジギレ)」

団長「ご、ごめんなさい;;」

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

こうして、アンサンブル大会は終わった。

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×

〜〜♪(以上略)〜〜ぃはぁまだぁ〜おわら〜ないぃ〜♪〜〜

× × × × × × × × Project Ensemble convention × × × × × × × × ×



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